消化器症状について
消化器症状とは腹痛や下痢、便秘などの症状の総称を指します。
日々の生活習慣や自立神経の乱れなどストレスを原因とする場合も多く、「ストレス社会」といわれる日本ではとても身近な病気となっています。
ご相談の多い症状
- 腹痛、胃の痛み
- 胃もたれ、胸やけ
- 酸っぱいものが上がって来る
- 慢性的な下痢、便秘
- お腹がグルグル音がなりそう
- 急にお腹が痛くなることがある
- お腹が何となくスッキリしない
- 食欲不振 など
20~50歳代の方に起こることが多く、症状が慢性的になっていることも少なくありません。最近は中高生の方の消化器症状での来院も増えています。
お腹の症状を感じたらまずは消化器内科の医師の診察、検査を受診することをお勧め致します。
そこで大きな病気などがない、原因がはっきりしない、薬を服用しているが症状が長引いている場合は 鍼灸治療を是非受けてみてください。
どの病院を受診すればいいかわからないという方は、専門医をご紹介致しますのでご相談ください。
なかなか改善されないお腹の不調でお困りの方へ
- 薬を飲んでいるのにお腹の不調が改善されない
- 病院で検査をして異常がないと言われたが症状が改善しない
- 便秘が治ったと思ったら、下痢をしてしまう
- お腹の不調が出ることに対して不安感を感じてしまう
このような症状を訴え、当院に来院される方が多くなっています。
最新の研究では、手足、お腹、背中などのツボ、筋肉に鍼をすることで、乱れてしまった自律神経を調整し、腸管運動などを促進あるいは抑制できることが科学的に明らかになってきました。
当院では、病院でも使用しているお腹の症状を詳しく捉えるための質問紙に、症状の有無、強さを記入していただき、症状を点数化することで、治療効果や反応を確かめながら治療方法、間隔などを検討しながら治療を進めていきます。
慢性的なお腹の不調で悩まれている方は、一度、当院の鍼灸治療をご体感ください。
ストレスとうまく付き合う
私たちの消化器の調子の良し悪しは、日々の生活の質や心の状態と密接に関係しています。
日々の生活のストレスや食生活の乱れを筆頭に、暴飲暴食や冷え、不規則な生活習慣なども関係することで様々な症状が引き起こされます。
慢性的なお腹の症状を改善するには、患者様ひとりひとりの生活をよく見直し原因を究明することが大切になってきます。
薬や鍼灸治療だけが症状を改善するための治療ではなく、ちょっとした考え方の変化や、安心できるような出来事を経験する、ストレスの原因がなくなる、運動を始めてみたなど、自分自身思いがけぬことがきっかけで症状が急に良くなるケースもあります。
このような症状がよくなるきっかけを一緒に見つけられるようにしながら、治療させていただきたいと考えております。
当院では、隣接するクリニックの消化器内科と連携を図り、それぞれに適切なアプローチをとって治療することもできます。